■CT画像診断

 2007年にはわずか4機種だった歯科用コンビームCTが2010年代には30機種近くが国内で発売されている。 しかし、自分たちが使用している日立製のCB Throneは数年前に生産中止になるなど歯科用CTも順風満帆とはいかないようだ。
 CT使用歴がほぼ10年になることから、CT機器の再評価とCT画像診断の2点について、開業医の視点で見ていくことにします。


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1.歯科用コンビームCT機器の再評価
  1. 撮影領域(FOV)
  2. 画質
     b-1) CT機器
    • 空間分解能(スライス厚)
    • 濃度分解能(bit)
     b-2) 撮影技術
    • モーションアーチファクト
    • メタルアーチファクト
     b-3) Viewer
    • Viewer機能 (画像管理)
    • モニター
  3. 被ばく線量

2.歯科用コンビームCT画像の臨床評価
  1. 根尖病巣
    • 病巣の有無 病態
  2. 歯周病
    • 骨縁下ポケット
  3. 上顎洞病変
    • 歯牙との位置関係 上顎洞の形態診査  自然孔
    • 歯性上顎洞炎(歯根破折 歯周病 根尖病巣 残根瘻孔)
    • その他の上顎洞疾患
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