4月24日敗者復活戦
 昨年のゴールデンウィークの宝島釣行でいくつかの宿題が残ってしまったのです。
1)十分な釣りができなかった欲求不満
2)燃料の搭載量不足(燃料補給で行程が決められる)
3)情報収集(特に局地的天候)の不足
4)走行中の休息場所
5)食事への配慮   などです。
とにかく去年の五日間で1000マイルはきつかった。走っているだけで釣りをしている時間が確保できなかったのです。昨年もあちらに船を置いて飛行機で帰ってくればもっと楽しめた。燃料は1000Lから増設したタンクも含めて2400Lとほぼ倍増した。これで500マイルは無給油で走れることになった。
昨年、エアーエッジのインターネットが不調で苦労したけれど。ことしはイリジュウームの衛生携帯をレンタルして通信手段を確保した。 キャビンの一番後ろにベットを増設(自作)、ここなら走行中横になって休息できる。
昨年はカップラーメンとユーホー(やきそば)とビールですっかり体調を崩したので、今年はコンソメスープ、フカヒレスープ、スパゲッティー、炊飯器、ほんまもんコシヒカリ、等を用意した。さ〜、今週末から八丈島に挑戦です。

5月8日キハダまぐろ
 ゴールデンウィークに八丈島へ釣りに行ってきました。しかし5月1、2、3日と風が強く漁に出らない日が続きました。3日は三宅島の予定だったのです八丈島から動けず、八丈島に島流し状態になってしまったのです・・・・・・残念。
5月4日は凪ぎがよく出航。この魚(平均して25Kgあった)は御蔵島の南西約20マイルにあるイナンバ島で釣ったものです。4月の30日もここで仕掛けを流したのですが坊主だったのです。志摩で用意した仕掛けではどうもダメなようなのです。 漁に出られない3日間、地元の漁師に教えてもらいながら仕掛けを全部新しくした成果がでたのでしょうか。

5月10日御蔵島
   昨年の宝島釣行の経験から、今回はかなり準備が周到に整った。ただ荷物と燃料と氷の重量でスターンの吃水が5Cmは沈んだ。うまく走るだろうか。
集合は29日の午前5時、なんと5時半には基地を出航できた。同行者は昨年と一緒のTさん、ことしはもう一人Tさんの親戚のKさん(70歳)がいくはずだったけれど、直前にキャンセルになってしまった。このKさんつい最近まで自分の船で一人で八丈に出かけてしまい1ヶ月ぐらいフラフラ(もちろん漁)して帰って来ないんですって。目を離すとすぐ脱出しそうになるので最近は家族の監視が厳しいらしい。会いたかった残念。
走り出してみると、トリムにそう大きな影響はなさそう順調に航海を続ける。60マイル(御前崎沖)ぐらいまで全くカツオ漁船がいない、70マイルほどで潮目に当たり急に水温が上がり5〜6隻が漁をしている。志摩からは遠すぎて誰も来ないはずだ。
銭州辺りから少しずつ南風が強くなり八丈島への上りが辛くなってきた、目的がイナンバであったことからイナンバに一番近い御蔵島に泊まることに決める、ただここは港が悪いらしいので心配だ。港は島の北西(地図の左上)にあるので今の風が変らなければ大丈夫だろうと入港した。

5月15日御蔵島2
御蔵島の航空写真です、なるほど港がないはずだ。港には船内外機の30フィート足らずの船が10隻ほどとまっているだけ。地元の船は海が悪くなると、すぐ船を陸に上げてしまうようです。
夕方帰って来る船を見ているとダイビングスーツを着た若い女性が降りてくる、ダイビングの機材は一切無い、何だろう?
御蔵島は野生のイルカが住み着いていて、人間と一緒に泳いでくれる世界でも珍しいところだということ。なるほどと納得する。
港から急勾配の道を駆け上がって町にたどり着くとのこと、船から見上げた急勾配の道をみてへこたれてしまった。海だけでなく御蔵島は山もよさそう。港がもう少し整備されるといいな〜。

この後魚が釣れなければ、宝島釣行記を連載する予定です。

5月19八丈島
朝4時に起床、4時半に御蔵島を出港した。薄暗い中ものすごい数の鳥が船と一緒に飛んでいる、大漁の予感・・・。1時間程でイナンバ島に着いた。さっそく道糸が150号という大型仕掛けを3本出す。昼前になったらキハダマグロが水面を飛び始めた。しかし上手く上にのせても食ってこない、「なんでやろ〜」とT氏がさかんにぼやく。見回してみると和歌山と思われるジャンボ軍団(20m近い立て竿にジャンボといわれる大型仕掛けを流す)の5〜6隻が操業している。時どき船を止めているので食わせているのだろう。しかし私たちはどうしても釣ることができないのです。
初めての島なのであまり遅くならないようにと八丈島に向かった。宿泊は地図の右隅にある洞輪沢港(これでボラザワと読む)近くの民宿大吉丸に予約が入れてあった。pm4時に入港、着岸しようと思ったら数人の人が手招きしたり舫を取ってくれたりしてる、なんと大吉丸のご主人だったのです。
着いたボラザワ港はこんなところでした(写真下)。青い建物は天然温泉、何と無料なのです。「ここなら宿はいらない、最高や!」とT氏。
翌日(5/1)は海が悪く釣りに出られない、車を借りて島内を走り回る。やたらとヤシが生えていたり、その中にひっそりと平屋の家が建っているなどハワイ島と雰囲気がそっくりで驚く。
2日も海の状態が悪い、しかし家を出る時「釣れたら送ってね」と7人の住所録を渡されていた。明日は三宅島の予定なので八丈は今日しかチャンスがない、渋るT氏をくどいて出航。
案の定、スターンから波がかぶる程海が悪い。しかし根性で島を一周する、途中カツオの入れ食い状態になり何とかノルマの21匹を確保したので港へ逃げ帰る。それから漁業組合で発泡スチロールと氷を調達してすぐクロネコヤマトに持って行ったのです。このカツオ何と翌日の午前中には愛知県に着いたのだそうです。

6月7日イナンバ島
 天候が悪く八丈島から出られない日が3日も続きました。5/3日、明日は大丈夫だろうと民宿を出て船で泊まることにした。残っているフランスパンとワインで早めに食事を済ませ、隣の温泉に行き早めに寝ようとしたら外が騒がしい、パトーカーや消防車が走り回っている。何だろうと思っていたら、「サーファーが一人帰ってこない」とのこと。しばらくすると漁船がライトを点けて出航しはじめた。1時間ほどしただろうか消防車が強力サーチライトを海に照らしマイクで何か叫んでいる。流されているのを見つけたようだ。暫くすると静かになったのでどうやら助かったようだ・・・そのうちに寝てしまった。 朝4時前に起床、T氏はよく寝ているが「許せ!」とエンジンをかける。4時ちょっと過ぎには出航できた。まずカツオをやろうということになって2本だけマグロの仕掛けを出し、あとはカツオ仕掛けを9本出す。ポイントの黒瀬で暫くやるが食いが悪いのでイナンバに向ける。波も無く天気も上々、遠くに御蔵島や三宅島が見えて気分は最高だ!。 イナンバに着くとルアー船がジギングでマグロを上げている、暫くするとマグロが飛び始めた。カツオ仕掛けをかたずけカジキ仕掛けに代えると、すぐにヒット左右のマグロ仕掛けにも同時にヒットしたが一本ばれたが2本取り込んだ。「2本でも食いきれんぞ」と言いながら仕掛けを流すと又ヒット、僅か30分ぐらいの間に3本とりこみ、まさに入れ食い状態になってきた。 そして、ここからが凄いところです。「もうそんなに釣っても食いきれん」と私たち2人はさっさと道具をかたずけ帰って来てしまったのです。 釣り名人の患者さんから「何でもっとやらんかった」そんなこと一生で何回もない「もう二度とないかもしれんに」と言われてしまった。どうもいかん・・・・長い間に「釣れないのを楽しむが」染み付いてしまったようだ・・・。

7月28日電動リール
一人で出漁すると、操船とリール巻きの両方はかなり厳しいものがあります。カジキは船の往来の激しいところが好ポイントなることが多いために余計です。
そんなわけで、今年から電動リールを使用し始めました。スポーツフィッシングの愛好者は「何とばかなことを!」と言うにきまっていますが、とっくの昔にスポーツフィッシングと縁を切った私ですから意に介しません。
できるだけ細いラインでできるだけ大きな魚を釣るから、できるだけ太いラインで楽に釣るに変ってしまったのです。
先日、浮き魚礁(太い竹を束ねて浮かせてある)で深く沈めたラインにヒット、自動巻き取りにして暫く様子をみていると少しずつ浮き魚礁に近ずいていく。ラインの出方と方向がおかしいことから暫くして浮き魚礁を留めてるロープに引っかかったと気が付く。それまでの間、この電動リールは大きな船を浮き魚礁へ引きずっていたのです。

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